今日は、クラブの今について、少しだけお話させてください。
クラブを立ち上げて21年。
部員が数名しかいなかった頃から、
今のように5・6年生が単独チームを作れるまでになったのは、
ひとえに保護者のみなさんのご理解とご協力のおかげだと感じています。
本当にありがとうございます。
子どもたちの人数が増えると、
練習の雰囲気も、試合でのチーム作りも、
当時とはまた違った良さや難しさが出てきます。
それは“良い変化”である一方で、
指導者としては新しい考え方が必要になる部分も増えてきました。
その中で最近、私自身がよく考えるようになったのが、
「子どもたちはどんな楽しさを求めてサッカーをしているんだろう」
ということです。
以前は、人数が少なかった分、
子どもたち同士の距離が近く、
“勝ちたい”“上手になりたい”という気持ちが
自然と前に出やすい環境だったのかもしれません。
一方で今の子どもたちは、人数が多いメリットもあれば、
競争が見えづらかったり、
自分の立ち位置をつかみにくかったりと、
心の動きが少し違うように見える時があります。
これは、子どもたちが悪いわけでも、
昔が良かったわけでもありません。
ただ、時代が変わり、環境が変われば、
子どもたちの感じ方やモチベーションも変わっていくのは当然だと思っています。
私自身もその変化を理解しながら、
どうすれば今の子どもたちに合った声かけや環境づくりができるのか、
日々考えているところです。
このブログでは、そんな“監督としての気づき”や
子どもたちがよりサッカーを楽しめる環境づくりについて、
保護者のみなさんと共有できたらと思っています。
子どもたちの成長を、これからも一緒に見守っていけたら嬉しいです。